あるシーン・サーカスの象

日常で思い浮かぶことなんて山の数ほどあるけど

ここにきて、ふっと思い浮かんだこと(きっと伏線はあるにしても)

飼いならされた犬なんていうよか、サーカスの象なんじゃないかな

小さな頃に、サーカスに連れてこられて、足を鎖に縛られてしまうって

抜け出そうとしても、小さな頃は非力でさ

何もできなくて、無力感で抜け出すことを半ば諦めて

サーカスの中で、様々な芸をする(させられる)

像はもうすっかり大きくなって、楔の足元、鎖を簡単に引きちぎれるようになっても

そんなことできるなんて思いもよらず、虚ろな感じで日常をサーカスの芸をやり過ごすんだ

いきなり外でご飯にありつけるかどうかは、また別の話しだ


大人になってきてさ、ある程度落ち着いてくるとさ

想定内なのだ、案外存外

こんな程度って思えば、こんな程度の暮らしになっていて

それは、日々の中に、悲喜こもごもあるにしても

でも、上の方の天井が想定内なんだよ


サーカスの象だ


サーカスに在籍しながら、こっそり夜には抜け出そう

朝、すっかり早起きして まだ誰も起きていない時を見計らって

散歩に出よう(早起きは三文の徳だ)清々しい自由な空気を味わおう


解放されるんだ

様子を見ながらでいいじゃない?

一気に白黒つけなくていいから

混じり合うグラデーションワールドを味わうのがいいんじゃないかな


私の半径1メートルの世界を、いっそ広めてみよう

その半径の中に住んでだんだ

実は、そこに囲まれていたんだ


きっと、自分を守るためで

きっと何かやらされるためで


きっと、縦横無尽なら自分を見失って何なんだか、わからなくなるから

そんな感じにどっか仕組まれてきてた気がする、あくまでもそんな気がするだけだけど


サーカスの象

自分の世界を作ろる仲間を増やして

少し器用になって、時に不器用でもやり過ごして

芝生の上野原を散歩だ


夜露に、見とれて時にはロマンスだってあるがいい


その楔をといて

今見える天井の先に何を見たいか

感じるんだ

夢見、心地がきっと

夢見心地にしてくれる


でも、案外今の環境にも感謝だ

雨露をしのぐこともできるからさ

今の環境を最大限に生かし

自分の魅力や、自分の信念を最大限

いやそれ以上に、青空見上げるように突き抜けて

そんでハッピーでロマンチックであればいいな


周りも巻き込んで踊れるような、祝宴のような

そんな日々を、想像する


カリン画    (オイルパステルとパステル)







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